ステップ3 下段のコーナーをそろえる
ステップ3では、下段のコーナー4つをそろえます。
これにより、下2段がすべて完成することになります。
そろえ方
まずはステップ2と同様、上の段から下段に入るべきコーナーパーツを探しましょう。
これは簡単で、「白色の入っているコーナーパーツ」を探すとよいです。
(上段に下段のコーナーパーツが1個もない場合もあります。その場合は後で説明します)
見つけたら、そのコーナーの上面の色が白なのかどうかでそろえ方が変わります。
上の面が白ではない→ケースAへ
上の面が白→ケースBへ
【ケースA】
まずはステップ2と同じように、コーナーパーツの上面にある色と同じ色のセンターパーツが正面にくるように持ち替えます。
先ほどの写真のような場合だと、上の面が青なので、青面を正面に持ってきます。
続いて、上段を回して、目的のコーナーパーツを、白色がこのどちらかの位置にくるように移動させてください。
白色が上の面ではないということは、必ずこのどちらかに白色が来るようになるはずです。
そうすると、そのパーツを入れたい場所がその手前下に来ていると思います。
ミスしてなければこうなるはずですが、不安な方は手順に入る前に確認しておいてください。
そして、コーナーパーツが右奥にあるか、左奥にあるかで、それぞれ別の手順を回します。
①右奥にあるパーツを、右手前に入れる場合
②左奥にあるパーツを、左手前に入れる場合
左上から順番に、7手の手順を回していってください。
「180度」と書かれた部分は180度回してください。
ステップ2で出てきた「基本手順」を組み合わせてできている手順なので、それを意識すると覚えやすいと思います。
【ケースB】
この場合は、目的のコーナーパーツを入れるべき場所が、右正面にくるよう持ち替えてください。
そして、その真上にコーナーパーツを持ってきます。
この状態から、次の手順を回します。
4手の手順を3回繰り返してください。
これは特に理屈とかではなく、「こういうものだ」と覚えるとよいと思います。
上段にコーナーパーツが1個もない場合
これは、ステップ2の時と同様に「他の位置に入ってしまっている」「位置は正しいが向きが間違っている」のどちらかの状態になっています。
対処法もステップ2の時と同じで、
「関係ないコーナーパーツを代わりに入れることで、パーツを一旦上段に出す」
ことで解決できます。
回し方
①と②については、基本手順右(左)の部分は全く変わりません。
4手目の180度回すところは、人差し指で2回はじいてもよいですが、人差し指と中指で1回ずつはじくというテクニックを使うと、かっこよくそろえられます。
このテクニックは「ダブルトリガー」と呼ばれています。ぜひ身につけましょう。
③は同じ手順を繰り返すだけなので、非常に簡単です。
この4手の動きは「セクシームーブ」と呼ばれています。
(なんだその名前……って感じですが、海外でも本当にこの名前で呼ばれてます)
似たような動きは後で何度も登場するので、こちらも身につけておきましょう。
小ネタ
・パターン③は4手×3回=12手の手順ですが、最後の1手だけは省略しても問題ありません。
最後の1手は特に意味のない動きだからです。
・手順を回すのに慣れてきたら、手順を回しているあいだに次のパーツを探してみましょう。
「先読み」というテクニックで、ある程度タイムが縮んでくるととても重要になってきます。早めに身につけておいて損はありません。