Cube Voyage

ルービックキューブの速いそろえ方、解き方、最速攻略法、解法、スピードキューブ、LBL法など

コミュテイターのすすめ(おとさんからの寄稿)

どうも、みなさんこんにちは。前回「BLDの裏技」について書かせていただいたおとです。
今回はコミュテイターについて書いていこうと思います。

コミュテイターというのはBLDの解法の一つです。この解法の大きな特徴は3点交換であることです。
一方で他の解法は2点交換が多いです。この3点交換と2点交換の違いをもっと簡単に説明すると、後者は1文字ずつ揃えていくのに対して前者は2文字ずつ揃えていくのです。つまり慣れてしまえばM2やOPとは比べものにならないくらい実行が速くなるのです。
ですから「BLDを速くしたい!」という人はこの記事でコミュテイターを消化してしまいましょう!

1.コミュテイター手順をつくるコツ

正直に言うとコミュテイターは上級者用の解法です。実行が速いという長所がある代わりに手順をつくるのが難しいという短所もあるのです。
「手順をつくるのが難しいんだったら手順全部丸暗記しちゃえば?」
と思うかもしれませんがそれだと絶対効率が悪くなります。なぜなら手順が多いからです。僕も数はよく知りませんが、おそらく800種類以上はあります。
(編注:エッジとコーナー合わせて818種類です)
それを丸暗記するのはさすがに難しいですし、おもしろくないはずです。

そこで僕は手順をつくるコツをここで書いておきます。それは

基本手順を深く理解、暗記し、それに当てはめたり手順を応用したりする

大切なのでやや大きめに書きましたがもう少し詳しく説明します。

「基本手順を深く理解、暗記し、」というのはまさにそのまんまです。パーツがどのように動いて揃っていているのかを意識して基本手順を回します(理解)。そしてそれを繰り返し行っていけば基本手順は自然と覚えてしまいます(暗記)。
ここで大切なことは「繰り返す」ということだと思います。最初は理解できない部分も多々あります。しかし繰り返すことで理解を深めることができるのです。また暗記もスムーズに進むはずです。

「当てはめたり手順を応用したりする」は少し分かりにくいと思うので具体例を使いながら説明したいと思います。(バッファはULB)
まず当てはめるというのはどういうことでしょうか?例えば次のような手順を基本手順とします。

ULB RUB RDF: [U’ L’ U,R2]
(編注:これはコミュテーター特有の表記です。 [A,B]はA B A’ B’ を表します(’は逆手順)。上の場合ですとU’ L’ U R2 U’ L U R2 を表しています)

これに当てはめる手順の1つが

ULB RUB BDR: D’ [U’ L’ U,R2] D

です。D’を回すことで動かしたいパーツの配置を基本手順と同じにしているのです。それを当てはめるというのです。また持ち替えて基本手順と同じ型にするのもいいでしょう。

そしてもう1つ。応用するとはどういうことでしょう。例えば次のような手順を応用してみたいと思います。(バッファはDF)

DF FU RF: [M’,U’ R U]

これを応用するといくつかの手順が新たにつくることができます。例えば

DF FU UR: [M’,F R’ F’]

があります。どちらもM’を使って揃えていて(M法といいます)、なんとなく似ている感じがしませんか?
この話をまとめると、基本手順と原理が同じなら応用できるということです。基本手順を理解しなければいけない理由はこれです。応用ができるようにするためなのです。どのようにパーツが動くのかをしっかり理解すれば、似たような手順に応用できるのです。

2.基本手順の紹介

ここでは基本手順をすべて紹介したいと思います。基本手順ですから種類は多くないです。ですから短期間で理解し覚えていくのがベストです。ちなみにバッファはコーナー:ULB、エッジ:DFです。バッファが違う人はここに書かれている手順を参考にして、自分で基本手順をつくっていきましょう。

・コーナーの基本手順
ULB URB LDB: [U,R D’ R’]
ULB RUB RDF: [U’ L’ U,R2]
ULB BRD FDL: [R’ U R,D2]
ULB URF DRF: [U2,R’ F’ R2 F R]

・エッジの基本手順
DF UB FR: [M2,U R U’]
DF FU RF: [M’,U’ R U]
DF FR LF: [R’ D R,E]
DF UB UF: M’ U2 M U2

3.最後に

基本手順の紹介は以上です。「これだけ?!?!」と思う人もいると思いますがほんとにこれだけで十分です。
またこれは補足ですが、基本手順を応用してできたものに当てはめて新たな手順をつくってみるのもアリです。例えば
DF FU RF: [M’,U’ R U]
を応用して
DF FU RD: [M’,U’ R2 U]
ができたとします。そしてさらにこれに当てはめていくのです。主に
DF RU RD: U [M’,U’ R2 U] U’
がありますよね。
あとはみなさんがこれらの手順をどう使うかです。頭を使って考えてみてください。そして人に聞いたりしてもっといい手順が見つかったらそれに変えてしまいしょう。正直この記事のやり方だと良くない手順が多々出てくると思います。しかし最初はそれでいいのです。徐々に良い手順に変えていく方が精神的にも楽ですしね。
それでは!

(2016年9月16日 執筆者:おと)

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