Cube Voyage

ルービックキューブの速いそろえ方、解き方、最速攻略法、解法、スピードキューブ、LBL法など

BLDの練習について(おとさんからの寄稿)

こんにちは。また記事を書こうと思ったおとです。今回はBLDの練習について書きます。と言っても僕はそんなおかしい練習はしてないですよ。ですからおそらくこれから紹介するのはみなさんも知っているまたは既にやっているものかもしれません。ただ「自分のやり方は正しかったんだ!よし!」とみなさんの自信につながればうれしいです。

BLDの速さを決めるもの

まずBLDの速さを決めるものを書いておきます。それは
1記憶の速さ
2手順の良さ
3手順が洗練されているか
4手順と手順の間で止まらずに実行できるか

だと思います。つまりこの4つが改善できればBLDは飛躍的に速くなるのです。しかし、いきなり全て改善するのはかなり難しいので1つずつ徐々に直していくのがベストでしょう。ここで言いますが、4が駄目な人はまずはそれを改善していきましょう。なぜならそれを直すのが一番簡単で、短期間で済むからです。

練習について

これからは先ほど紹介した4つの項目をどのように改善していくかを紹介していきたいと思います。「良さそう!」って思ったやり方があればそれを実践すればいいですし、「記事にはこう書かれてるけど、やはりこうにした方がいいなぁ」と思えばそのやり方にどんどん変えてみてください。この記事に書かれていることを真似しなくても全然問題ありません。自分に合った練習をするのがBLDのやる気を持ち続ける上で大切なことですから。

①記憶の速さ
記憶を速くできるようにするには、とにかくたくさん練習するしかありません。練習しているとなんとなくコツが掴めてきます。
「記憶は量が大切」ということを分かっていただいた上で以下の練習内容を書きます。

・BLDを毎日数時間やる
このやり方は毎日 数時間(2時間以上)を2週間ほど続けるというものです。短期間にたくさん練習をやるので、コツがすぐ掴めて成長の加速度も驚くほど高くなります。実際僕はこのやり方でBLDの勉強を始めてから2週間ほどでsub60を達成してしまいました(解法はM2/OP)。
2週間ほど続けると言いましたが、別に10日間でも大丈夫です。コツを掴めるまで毎日続けることが大切なのです。コツを掴めさえすれば復唱回数を少なくしても覚えられ飛躍的に記憶が速くなりますよ。ただこのやり方は時間に余裕があり、何日も続けるという集中力がある人のみがやるのが良いでしょう。

②手順の良さ
手順が良いとは手順が回しやすく、速く揃えられるということです。コミュテイターを使ってる人は、手順の良さにもこだわりましょう。実行が速くなります。
自分が今使っている手順よりも回しやすく、速く揃えられる手順を見つけるには他のキューバーと関わるのがベストです。自分で考え見つけていくというのも良い方法ですが少し時間がかかるのが短所です。大会に行けばBLD日本トップクラスの人に教わることができますし、ツイッターなどで質問もできます。ですからキューバーと交流するというのが手順を改善する一番の方法でしょう。

③手順が洗練されているか
これも記憶の速さと同じく量で他のキューバーを圧倒するしかないです。手順は何度も回していくうちにスラスラと思い出せるようになるのです。

・不安な手順があったらそれを回し直す
これはコミュテイターを使っている人がやってみると良いでしょう。(もちろん他の解法を使っている人にもおすすめです)
実際に見ないでやっていると、「この手順はこう回すんだったけ?」と曖昧な部分が見つかると思います。そうしたら、その手順を見て実行してみましょう。見て実行するとパーツの移動が再確認できて、手順に対する理解が深まります。より手順が覚えやすくなり洗練されていきます。

④手順と手順の間で止まらずに実行できるか
これ、重要です。なぜなら、比較的短期間で改善できるからです。しかも直せれば、実行が5秒以上縮めることも可能です。
これを改善する方法としては、先読みがいいでしょう。実行すると同時に何文字か先の手順を思い出していくのです。問題は「何文字ずつ思い出していくか」ですが、僕は2文字がベストだと思います。文字列が奇数個だったときにも対応できますし(詳しくは以前僕が書いた記事で)、思い出しやすいちょうどいい個数だからです。

最後に

楽しく練習することを忘れずに

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