Cube Voyage

ルービックキューブの速いそろえ方、解き方、最速攻略法、解法、スピードキューブ、LBL法など

11秒が切れない人へのアドバイス-限界突破-

「11秒とか切れる気がしないんだけど……」と困っている方々へのアドバイスを掲載しています。

解法・手順の目安

基本的なCFOPの手順、テクニックは全て使える

まず「普通のCFOPが完璧に出来る」ということが大前提です。
加えて、発展的なテクニックも使いこなしていきたいものです。詳しくは本編で述べていきます。

アドバイス

11秒を切る、10秒台のソルブとはどんなものでしょうか。

10秒台のソルビングというのはは大まかに
・指はそこそこの速さで、判断が0に近いソルビング
・判断は多少の無駄があるが、指が相当に早いソルビング
の2つに分けられます。

前提として、解法が洗練されているということがもちろんあります。速い人は遅い人に比べ、持ち替えや手数的にも少ないソルビングをしています。
それに加え、この辺までくると指も結構な速さが必要です。判断を0にするだけでは辿り着けない領域です。
ただ、判断を必ずしも0にする必要があるわけでもありません。その分だけ指が速ければ、多少判断で時間を食っていても11秒は切れます。

人によってこのどちらに該当するかは結構違うようです。
自分のソルブスタイルを見直してどちらが遅いのか考えつつ、指の速さと判断速度の両面を意識して練習していくことが必要です。

これまでは指の速さ自体についてはあまり触れてきませんでしたが、ここからは指の速さも非常に重要なファクターとなってきます。
前回の「13秒」で、「無駄のないソルブはSub13くらいから」と書きましたが、これがなぜ13秒なのかというと、13秒くらいで指の速度の伸びがほぼ止まるからです。
おおよそ13秒程度のころから、指の速度に限界が見えてきます。より詳しく言うと、「指の速度が意識的に練習していかないと伸びないレベルまで到達する」ということです。
それまでは大体ふつうに練習しているだけでも指の速度は上がっていくのですが、この段階からさらに指の速度を上げようとすると指の速度を鍛えるのに特化した練習が要ります。
普段の練習の中で、指の速度を上げていくことをより意識しながら練習していってください。

判断については特に言うことはないです……練習さえしていればまだまだ力はつくはずです。

と、ここで終わってもいいのですが、もう少し書きます。

前半に「解法が洗練されていることは前提」と書きましたが、この「解法」についてもう少し書こうと思います。

ごく普通のCFOPが出来ることは大前提です。これについてはもうこの段階では書く必要すら無いと思うので省きます。
ここでは、CFOPにおける「ちょっと発展的なテクニック・解法」について書いていきます。11秒を切るにあたって必須とまではいきませんが、使えておいて損はないと思います。すぐに実践できるものから手順を覚えたり練習が必要なものまで様々ですので、いろいろ試してみてください。

・エッジコントロール

F2Lの最後でこのパターンだと、普通ならU R U’ R’でスロットインすると思いますが、敢えてR’ F R F’とスロットインすることで十字を揃えることができます。

他にもこのパターンの時にU R U’ R’ではなくR’ F R F’を使うことで、エッジの全反転を回避することができます。

・VHF2L
上の「エッジコントロール」を応用して、F2Lの最後の状態から必ず十字を作るようにするというのが、VHF2Lです。
最後の状態とは、T型のF2Lも含みます。

例えば、このパターンではR U y R U R’ U’ F’で十字を作ることができます。

全部で16通り(左右対称は除く)ある上に、一部のパターンはかなり手数が多く効率が悪いので、全てのパターンで使える必要はない気がします。

・X-cross
クロスを揃える際に、F2L1つを一緒に揃えてしまうという発展的な解法です。
慣れればそれなりの確率で作れるので、練習してみるのもよいでしょう。

・F2Lをやりやすくするためのクロスでの工夫
クロスを揃える途中で1,2手を挟むことで、F2Lのパーツを意図的に最上段に出すことができます。
下に入っていると処理が面倒なので、上に出しておくことで効率よく処理できます。

・「抜き」専用手順
ペア(の一部)が特定のスロットに入っている時だけ便利な手順というのもいくつかあります。
一例を紹介します。

・R’ F U’ F’ R (BRスロットを揃える)
・R’ F R F’ R’ U’ R (BRスロットを揃える)

パーツが2つとも上にある場合でも、「BLスロットに入れる時専用の手順」などといったものもあります。
自分ではなかなか考え付かないので、いろいろ調べてみるとよいでしょう。

・透視
奥や下にあって一部の面しか(あるいは全部)見えないパーツがどのパーツか判別する、というテクニックです。
それまでに見た他のパーツの情報から、消去法などで割り出すことができる場合があります。
これはかなりの経験を要しますが、普段の練習の中で自然と身についてくるテクニックだと思います。特別に練習して身につくものでも多分ないですし、特別に練習してまで身につける程のものでも多分ないです。
これが出来る人は、「勘」でほぼ確実に当てることができます。やってる途中で、「あ、あそこはあのパーツだな」ということが直感的に頭に浮かんできたりします。

・COLL
OLLで十字が出来ているパターンのときに、OLLだけでなくコーナーPLLも一緒に終わらせてしまおうというのがCOLLです。
各OLLについて4~6通り、全部で40通りあります。
ただ、これを覚えるくらいだったら普通にOLLをやった方が速いのでは?という気もしますね。
実際「COLLを使ったほうが速い」というレベルに達するにはかなりの練習を要します。

ま、とにかく色々やってみるといいよねっていうことです。
ここに書いた以外にもいろいろなテクニック・解法がありますので、cubesolv.esを見たり他の人に聞いたりしながらいろいろ試して身につけていくとよいでしょう。
ただしソルブ中にいろいろ考えると遅くなってしまうので、スパッと諦めて全く使わないか、しっかりと練習して全く悩まずに使えるレベルになるかのどちらかが望ましいでしょう。
10秒ちょっとの勝負ですので、迷っている時間はありません。上に挙げたテクニックも、自然な流れの中で使えることが前提です。もちろん練習期間にタイムが遅くなるのは当たり前で問題はありませんが、中途半端な状態で実戦に望むのは非常に危険なのも事実です。工夫しすぎて逆に遅くなる、なんてことにはならないようにしましょう。速いのが正義、ですからね。

11秒まで来ると、もう日本でも指折りとまではいかないですが、相当なレベルに達しています。
昔はこれぐらいが世界記録という時期もありましたからね。非常に高いレベルなのは間違いないでしょう。

ここまでくるのは大変な努力を要しますが、その先に見えてくるものがきっとあるはずです。

頑張ってください。お待ちしています。

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