OLLを覚える順番
OLLは全部で57パターンあります。
これだけ沢山あると、どれから覚えようか迷ってしまいますよね。
そこで、このページではOLLについて「どの順番で覚えればよいか」を解説します。
※このページで挙げる「順番」は絶対的なものではなく、あくまで目安です。「この手順を先に覚えたい!」と思ったら、先に覚えてしまっても全く問題ありません。
特に順番にこだわりがなければ、このページの順番で覚えていくのをおすすめします。
カテゴリ分けと優先順位
57個もあるので、細かな順番に関しては正直どうでもよいです。
パターンをカテゴリに分けていき、それらの特徴とおおよその優先順位を書いていきます。
基本的には
・手順が短く、回しやすいもの
・似たパターンが少なく、判断が簡単なもの
を優先しています。
また、OLLには「U面だけ見ると全く同じであるパターンの組」がたくさんあります。
そういったパターンはなるべくまとめて書いています。
覚える順番
おおよそ優先順位の高いものから書いていきます。
細かな順番は自分の好みに合わせて適宜入れ替えてください。
A. すでに覚えているもの
|
|
21,22,23,24,25,26,27 |
中級編ステップ5+で覚えた手順たち。
これらは判断含めてすでに覚えているはずです。
|
B. 実はすでに覚えているもの
|
|
2,43,44,45 |
中級編ステップ4+で覚えたエッジの手順。コーナーの配置も覚えましょう。
また、43は44の対称パターンです。鏡写しになっているパターンは一緒に覚えてしまうと楽です。 |
C. Bと上面が同じもの
|
|
1,31,32,33 |
Bで挙げたパターンと、上面が同じ形をしているものです。
上面が同じ形のものは一気に覚えてしまうと便利です。 |
D. 手数が短いもの
|
|
37,46 |
いずれも手数が短く、覚えやすいものです。 |
E. Dと上面が同じもの
|
|
34,35 |
Dで挙げたパターンと、上面が同じ形をしているものです。
特別回しやすいというわけでもないので、もう少し後に覚えてもいいかもしれません。 |
F. 26番と27番に手順が似てるものと、それらと上面が同じもの
|
|
5,6,7,8,11,12 |
5~8は手順が26と27に似ています。最初と最後が2層回しに変わっただけですね。覚えやすい上に回しやすいパターンです。
11、12はそれぞれ8、7と上面が同じパターンです。こちらはあまり回しやすくはないです。 |
G.コーナーが全て揃っているもの
|
|
20,28,57 |
コーナーが揃っているため、判断が楽です。28と57は簡単ですが、20はかなり回しにくいので後回しでもよいでしょう。 |
H.エッジが1個も揃っていないもの 残り
|
|
3,4,17,18,19 |
エッジが1個も揃っていないパターンは2Lookだと手数がどうしても長くなってしまうので、覚えると便利です。
ただ手順がどれもなかなか回しにくいので、後回しでもいいかと思います。そのあたりはお好みで。 |
I.左右対称以外に上面が同じパターンがないもの
|
|
9,10,36,38,39,40 |
「上面は同じだけど実は全く別のパターン」が存在しないパターンです。
左右対称なもの2つの組だけなので判断が楽です。 |
J.大きいL型のもの
|
|
13,14,15,16 |
2組4パターンあります。いずれも比較的回しやすいです。 |
K.小さいL型のもの
|
|
47,48,49,50,53,54 |
3組6パターンあります。多いですが、手順はいずれも回しやすいものばかりです。 |
L.棒型のもの
|
|
51,52,55,56 |
左右対称なしで4パターンあります。手順は回しやすいものから回しにくいものまで様々です。 |
M.変な形のもの
|
|
29,30,41,42 |
英語圏でも"awkward shapes"と言われているらしいです。
2組4パターンあります。特に29と30は回しにくいことで有名な手順なので、自分にあったものを探してみましょう。 |
上級編トップに戻る