D面クロス
これまでは、クロスを作るときは全てU面に作っていました。
しかしクロスをU面に作るとクロス終了後に一度ひっくり返さなければならず手間がかかりますし、U面がクロスエッジばかりになるのでその後のF2Lを読むのが難しくなります。
これらの問題は、クロスを最初からD面で作ることで解決できます。
このことをD面クロスといいます。
トップクラスの選手は99%がD面クロスを使用しています。
タイム向上のためにも、D面クロスはぜひマスターしたいところです。
ただ、今までU面でクロスを作っていたので、いきなり言われてもなかなか難しいでしょう。
そこで、D面クロスを行う上でのコツをいくつか挙げておきます。
・位置関係を覚えなおす
U面クロスからD面クロスに変えると、位置関係が逆になって最初のうちは混乱してしまうと思います(全く混乱しないという人もいますが)。一度しっかり覚え直してしまうのも手だと思います。
・揃えたクロスエッジを見ない
正確には、「揃えたクロスエッジを見なくても位置関係が分かるようにする」です。
いちいち揃ったクロスエッジを確認していると、D面クロスでは大きくタイムロスになってしまいます。揃えたパーツはどこで、残りのパーツはどこに入るのか、自分の頭の中で常に把握できるようにしましょう。
次の項では、D面クロスを素早く確実に作るためのコツを伝授します。